ニンニクの芽・つぼみを食べまくった話
いやほんと、タイトル通りの話なんですけど。
ニンニクの芽って、九州ではだいたい4月末から5月頭くらいに収穫期を迎えます。
この芽を摘まずにほっておくと、芽のほうに栄養がとられてしまい、肝心なニンニクの玉があまり大きくなりません。
なのでニンニクの栽培をやっている人は、だいたいニンニクの芽を全部摘むんですけど、これを出荷するかどうかはまた別で、農家さんによっては芽を摘んでも出荷せず、すべて自家消費することもできず、そのまま捨ててしまうところも結構多いみたいです。
出荷するまでに結構いろんな手間(選定とかパウチしたりとか)があって、採算が合わないっていう現状があるみたいですね。
けど僕の大好物がそんなポイポイ捨てられちゃってるのは悲しい!!
っていうことで、お知り合いのニンニク農家の方にお願いして、ニンニクの芽の収穫をさせていただきました。
すべてニンニクです。圧巻。
なんかニンニクって「ホワイト六片」とかのイメージで、寒い地域の作物っていう思い込みがあったんですけど、もともとエジプトの作物だったようで、暑い環境ややせた土地でも生ってくれるスゴイやつみたいです。
この垂れてるやつがニンニクの芽です。
いいサイズ。
こいつですね。
これを手作業で根元の方をポキット勢いよく折って収穫します。
その時に切断面から出てくる汁がかなり強烈なニンニクの香りがして、また皮膚につくと肌荒れをおこしちゃいます。
なのでゴム手袋などが必須です。
ひょろひょろの先っぽが少し膨らんでますね。
この部分がつぼみです。スーパーではあまり見かけることがありませんが、この部分が僕は特に好きです。
もう少し収穫期を遅くしたら、もう少し膨らんでくれるんですけど、、、
(けどそれって玉に行くべき栄養がつぼみに行ってしまってるってことだよね、、、)
1時間たらずの作業でこれだけの収穫量!
幸せです。
車は次の日までニンニクくさかったです。
収穫してからはニンニクの芽・つぼみ三昧でした。
これはつぼみの部分の天ぷらです。
芽と違って、すこしホクホクした触感で、しかもニンニクの風味がちゃんとある、、
マジでこれが大好きなんです。
芽と鶏肉。
国産のニンニクの芽って、スーパーにある中国産のやつより香りが強くて最高です。
あー、めっちゃお腹すいてきた。
この期間、ニンニク臭かったんだろうな~、、
まあ幸せだったからOKです。
最後の写真はニンニクの芽の浅漬けです。
日持ちするし、大人な味で最高に美味しいです。
ほんとタイトル通りの内容ですね。
こんなおいしい食材が、うまく流通せずにたくさん捨てられてるのはマジでもったいないです。
たぶん他にもこういう食材があるんだろうな~と思います。
今は道の駅があったり、マルシェの開催があったり、またスーパー内にも直売スペースが設けられたりと、農家さんと消費者の距離が近くなっている流れがあります。
この流れの中で、いままで捨てられてた食材が救われてくれると最高ですね。
なんかそんな感じです。
とりあえず当たり前ですけど、勝手に人の畑にはいったり勝手に採ったりはダメですんで。当たり前ですけど。
次はマウンテンバイクのこと書けたらと思います。