ボブ・マーリーの家系図的なのつくった話
今年ももうちょいしたら、暑い夏が来る感じすね。
夏っぽくなってくると、なんとなくレゲエが恋しくなってくるんすよ。基本的にゆったりとしたチルなやつを聴くことが多いんですけど、そのなかでもド定番だけどボブ・マーリーとかめっちゃ聴きます。
んでいろんなレゲエを聴いてると、ボブ・マーリーのDNAを受け継いだ~とか、そういう紹介をされてる人が結構いて、本当に実の息子だったりとかするんですよね。結局ボブ・マーリーの子孫っていまどうなってんの?って気になって調べてみたら、なかなか面白かったんで、それ書きます。
ボブ・マーリーは1945年にジャマイカにて、イギリス人のノーヴァル・マーリー(Norval Marley)と、ジャマイカ人の セデラ・ブッカー(Cedella Booker )との間に生まれました。それで1981年に悪性の腫瘍が原因で、36才の若さで亡くなりました。マジで太くて濃くて短い一生ですね。
この短い人生のなかで、ボブ・マーリーは8人ものガールフレンドの間に12人もの子供を授かりました。多いなー!!One Love じゃおさまらない Loveの大きさ。
んでボブ・マーリーの家系図的なやつって、調べたらすぐでてくんのかな~って思ったんですけど、意外とでてこない。でてもなんか分りづらくてピンとこないやつだったりして、、、、
そんなら分かりやすくまとめるか!ってつくったのがこれです。
こんな形の家系図みたことない!笑
ボブ・マーリーの上のリタ・マーリーから時計回りに、ざっくり時系列で並んでます。
(なんか妻とか恋人とかこの後の説明でも表記がブレブレです。その辺よく分かんなかったんです、、、)
それぞれを分解して説明していきますね。
→ ステファニー・マーリー Stephanie Marley
● シンディ・ブレイクスピア Cindy Breakspeare
子どもの生年月日で並べると
スティーブン・マーリー Stephen Marley 1972
ステファニー・マーリー Stephanie Marley 1974
レゲエユニット「アイ・スリーズ」のメンバーで、ボブ・マーリーのバックコーラスもしてた。最初の妻で正妻ってことになるのかな、、、
ボブ・マーリーはリタとの間に5人の子どもを授かりました。
リタ・マーリーの歌う曲もたまらんのですよ。
リタの連れ子、ボブ・マーリーと血のつながりはないみたい。ボブ・マーリーが生前にリタとの間の子どもたち(ジギー、シャロン、セデラ、スティーブン)にお願いして結成された「Ziggy Marley and the Melody Makers」のメンバーとして活躍しました。
このグループはなんと3つのグラミー賞をとったそうな。
またシャロンはジャマイカのキングストンにある、ボブ・マーリー ミュージアムで館長を務めています。
出展:Sharon Marley facebookページ
彼女もメロディーメイカーズの一員でした。2002年にメロディーメイカーズが解散した後も、ウェイラーズが設立したレコードレーベル「Tuff Gong」の代表を勤めていたり、2012年オリンピックの陸上競技ジャマイカ代表のユニフォームをデザインしたり、映画に出演していたりと、、、とにかく多彩な人ですね。
セデラはボブ・マーリーの母親のセデラ・ブッカーから取ってるんですかね?
ちなみにセデラ・ブッカーも歌ってたみたい。
めっちゃいけてるやん。信じられないくらい出来た話ですね、、、
出展:Cedella Marley facebookページ
長男ですね。メロディーメイカーズのリーダーとして活動してたジギーは、解散後も精力的に音楽活動を続けていきます。
マジでいい曲です。けっこう最近もいろいろドロップしてますね。
ソロで3回もグラミー賞をとってます。メロディーメイカーズ時代も合わせたら合計6回!!
アニメーション映画「Shark Tale」でウィル・スミスやデニーロと一緒に声優をやったりもしてます。
メロディーメイカーズの最年少だったスティーブン。メロディーメイカーズ時代を合わせると、8回もグラミー賞をとってます。とりすぎ。
個人的にスティーブンといえばこれ。
いや~!マジで最高。
Pit bullと一緒にやってるこれもリゾート感あって最高。
熱心なラスタファリアン。
ステファニーはボブとリタの間でいうと末っ子です。ボブとリタの間の兄弟姉妹のなかでは唯一、音楽のシーンには出てきておらず、(おそらく)唯一 大学に進学しています。
その大学では心理学を専攻しており、優秀な成績で博士号を修めたとのこと。また、大学在籍中には、大学のあるカナダにて特別支援学校でのボランティア活動をしていました。
卒業したのちに、音楽やエンターテインメントを軸とした事業に関わっていき、ボブ・マーリー財団や博物館の理事を務めています。また、Marley Resort&Spa の開発監督も務めていたとのこと。
Marley Resort & Spa - Home Page
現在はオーガニック農場 Marley Farm の実現にむけて邁進している。
いままでの兄弟姉妹と少し毛色は違いますが、やっぱり凄いものをもってて、素晴らしい人生を歩んでいるみたいですねー!かっこいい!!
この方に関しては、ほんとに情報がでてこなかったです、、、。
たぶん、、女優だった、、んすかね。
んで、アメリカ人?的な?
出展:
http://www.zimbio.com/photos/Robbie+Marley/Premiere+Magnolia+Picture+Marley+Arrivals/H19-ZrznqDf
ロビーと彼の妻
ボブとパット・ウィリアムスの間の子どもですね。
ロビーは音楽のシーンには出てきていませんが、バイクスタントの世界で活躍していたようです。
出展:Bob Marley Twitter公式アカウントより
「Marley Africa Road Trip」という映像作品に出演しています。愛称が「The NINJA」のようですね。
左からジギー、ロビー、ローハン
出展:https://acedmagazine.com/marley-africa-road-trip-an-inspirational-journey-video-review/
こんなかっちょいい兄弟いないよ。
ほんと何も分からなかった。
だれか教えてください、、、、
ボブとジャネット・ハントの間の子どもです。ローハンとロビーとスティーブンが同い年なんですね!笑う。
ローハンはマイアミの大学でアメフトの選手として活躍していました。
大学卒業後はアパレルブランド「Tuff Gong」(レコードレーベルと同名)の運営や
コーヒー豆の生産法人「Marley Coffee」の設立に携わりました。
Tuff Gongの服は、上のロビーの写真で着てるやつがそうなのかな。
また、環境に配慮した材料を使用したスピーカー「House of Marley」の開発も行っている。
参考:https://japan.cnet.com/article/35096708/
グラミー賞 最優秀新人賞をとった Lauryn Hill ローリン・ヒルとの間に5人の子どもがいます。
方向性は違うけど、この人も凄い人だな~、、、
この方も情報がでてこず、、、娘のカレン・マーリーがイングランドで生まれていることから、ジャネット・ボウウェンも多分イングランド人なのか、、、?
だれか教えてください、、、
ボブとジャネット・ボウウェンの間の子どもです。
インタビュー動画出てきました。
イングランドで生まれて、上で紹介したステファニー・マーリーと一緒に学校に行っていたようです。
インタビューの中で言っていますが、カレンが8才のときにボブは亡くなり、カレンはボブについてあまり知らなかったようですね。しかし死後に父のことを深く知っていき、とてもすごい人だったんだって気づいた、的なことを言ってますね。たぶん。
出展:jamaica-gleaner.com
なんと、卓球のジャマイカチャンピオンともお付き合いしてたようです。
これ以上の情報はちょっと分からんです、、、
ボブとアニタの間の子どもです。
ジャマイカで生まれて、彼が9才のときにマイアミの中心街に引っ越します。
そこから母アニタの勧めでピアノとギターのレッスンを受けたり、バンドでトランペットの演奏をする中で、音楽の世界に入っていったようです。その後は母親違いの兄妹であるステファン、ジュリアン、ダミアンと一緒にトラックをつくったりしてます。
かっちょいいっす。スポーツマンだったみたいで、めっちゃムキムキですね。
One Love というジャマイカ映画にて主演をつとめてたりもしてます。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Ky-Mani_Marley
イギリス人ということ以外分かりませんでした、、、
Lucy Pounder だけでググると、なんかそれっぽい顔写真でてくるけど、たぶんその写真は名前が似てる女優さんの写真で間違いです。
だれか教えてください、、、、
ボブとルーシーの間の子どもで、ロンドン生まれです。幼年期はジャマイカで過ごし、幼いころから、キーボード・ドラム・ギターなどを通じて音楽に触れてきました。
なんともチバチバなMV、、、
ジュリアンはかなりのラスタファリアンなんで、こんな感じのMVです。慈善事業にも積極的に取り組んでいるようで、1989年にジギー、スティーブン、ダミアンと一緒に「Ghetto Youths Foundation」という財団を設立します。この財団はゲットー(貧困街)で暮らしている人を支援し、そのような状況を根絶するというミッションの基に活動を行っています。
2019年1月に最新のアルバム「As I Am」をリリースしていたりと、今もどっしりとレゲエシーンにいてくれています。
なんと1976年度のミス・ワールドです。やるなボブ・マーリー、、、
当然ですが、ものすごい美人ですね。
「Waiting In Vain」や「Turn Your Lights Down Low」はシンディにささげられた曲だとか。
ボブとシンディとの間に生まれたのがダミアンです。
ダミアンといえばこれ
MTBのDVDとか好きな人はグッとくるんですけど、Anthill Films 「Follow Me」の中のCam McCaulがライドするパートで流れるんですよ~、、、
ほんと、一部にしか響かないアレですみません。
あとフリースタイルバトルが好きな人はこの曲とか
日本で最も再生回数が多い(らしい)フリスタバトルの動画、黄猿 vs 鎮座DOPENESSのビートのやつです。
あとこの曲とか、めっちゃテンション上がりますねー!!
「Far Cry3」っていうゲームで、敵の大麻畑を火炎放射器で燃やし尽くすってミッションの時に流れる曲です。バカなゲームで最高でした。
Far Cry3 は車に乗ってる時のラジオから流れる曲なんかも、かなりイカしてるんですよねー。
ダミアンが2才のときに、ボブは亡くなってしまうんですけど、ボブによく似ていたダミアンは父親ボブのあだ名だった「Tuff Gong」をもじって「Jr.Gong」と呼ばれるようになります。
13才のころから、ジギー、スティーブンと一緒に音楽活動をするようになります。
なんとダミアン 3回もグラミー賞を取ってます。すごいな。
この方も熱心なラスタファリアンとのこと。
最近も新曲をドロップしてたりと、バリバリ活躍しているのが嬉しいです。
この曲とか、いわゆるオーソドックスなレゲエから少し変えているような感じで、またすごくいいですね。
出展:facebook Rasta Entertainment より
https://www.facebook.com/pg/RastaEntertainment/photos/?tab=album&album_id=319196581504250
この写真の人なのか、、、?ちょっと真偽不明です。
イヴェットっていう名前がフランス圏での名前みたいなので、フランス人?フランス系アメリカ人? んー、分かんない。って感じです。
ボブ・マーリーのすべての子どもの中で末っ子です。
この動画の1分20秒あたりからスピーチしてるのが、マケダです。
まあ要するに大麻を合法化しろー!っていう活動の中での1コマみたいです。たぶん。
タイトルに「420 event」ってありますけど、420は大麻を表すスラングです。
なんかオチみたいになって申し訳ないんですけど、マケダは2010年にフィラデルフィア自宅で大麻栽培をしており、逮捕されちゃってます。
人数が人数なだけに、まとめるのも大変でした、、、。
最近では「Skip Marley スキップ・マーリー」っていうセデラ・マーリーの息子、つまりはボブ・マーリーの孫も音楽シーンにでてきて注目を集めています。
ダミアン・マーリーと一緒にやってたり、
ソロの曲もめちゃイケてます。
ボブ・マーリーの Family Treeは今後も広く伸びていって、音楽シーンだけにとどまらず、いろんな分野から世界を盛り上げていってくれると思います。
そのうちボブ・マーリーの孫が色んなシーンででくるのが楽しみですねー!
自分も大きな Family Treeの一部にいるんだし、子ども・孫に何かを伝えていけたらいいな~とか思いました。(まだ子ども1才だけど)
そんな感じでした。